Webに関するマーケティングを担当する「Webマーケター」は、時代に求められている仕事であるといえるでしょう。
しかし、誰もが気軽にできる仕事ではなく、リスティングやSEO、ランディングページ、SNS、プログラミング言語など様々な知識が必要となる難しい仕事です。
これから本格的にWebマーケターを目指すならば、これらの知識を勉強することはもちろん、「Webマーケターの仕事に役立つ資格」を取得すべきでしょう。
身につけたスキルだけで仕事をするよりも、確かなスキルを持っていることを証明するWebマーケティング関連の資格を1～2つ持っておく方がより重要な仕事を任される可能性は高まるはずです。
この記事では、そんな「Webマーケターの仕事に役立つ資格」について解説していきたいと思います。
Contents
Webマーケターの仕事に役立つ資格
それでは、ここからは実際にWebマーケターとして働く上で役に立つ資格をいくつか挙げていきましょう。
これらの資格を取得することができれば、現場で役に立つだけでなく、就職や転職も有利に進められる可能性が高くなるでしょう。
①マーケティング・ビジネス実務検定
Webマーケターとして働くならば、ぜひとも取得しておきたい資格がこの「マーケティング・ビジネス実務検定」です。
「実務」という名称が入っていることからもわかる通り、実際の仕事に役立つスキルを判定する資格であるため、Webマーケティング関連の企業では社員に積極的に取得させています。
C級、B級、A級の3ランクに分かれていますが、Webマーケターとして働くならば最低でもB級は取得しておきたいところです。
年に4回実施されていて、C級の合格率は60％程度、B級は50％程度、A級は40％程度となっています。
テキストなどを購入して独学でも合格可能ですし、不安であれば通信教育などを活用してもGOODです。
②ネットマーケティング検定
Webマーケターの育成を目的として作られた資格で、専門用語や基礎知識、検索エンジン対策など様々なWeb系の知識が必要です。
未経験者でもしっかりと勉強すれば、十分に合格の可能性がある資格でおよそ合格率は57％となっています。
年2回実施され、試験はWeb上で行われます。
マーケティングの基礎を学びたい人が、まずチャレンジすべき資格であるといえるでしょう。
③IMA検定（Internet Marketing Analyst）
Webマーケターとしてより実践的なスキルを証明するのであれば、「IMA検定」がおすすめです。
この資格は、Standardコースならばマーケティングの概論やアクセス解析など実務に活かせる知識があることを証明することができ、Professionalコースならばコンバージョン対策などよりWebマーケティングの応用的な知識があることを証明することができます。
Standardコースは毎月実施しており、Professionalコースは半年に1回ペースとなります。
この資格は、講座と受験がセットとなっているため、講座に一生懸命取り組めば十分合格可能な内容となっています。
④Google広告認定資格
Webマーケターとして働くならば、間違いなく「Google広告」への深い知識が必要となります。
そんな知識を証明する資格が「Google広告認定資格」です。
Googleの広告に関連する知識（検索、ショッピング、ディスプレイ、アプリ、測定、動画）の資格（全6種類）となっています。
オンライン上でいつでも受験可能です。（1日1回のみ）
ただし、資格の有効期限が1年間に設定されているため、資格の効力を保持し続けるためには再度受験し合格する必要があります。
⑤Yahoo！キャンパス
④の資格はGoogleですが、Webマーケターとして働くならば当然ながらYahoo！の広告に関する知識も必要となります。
この「Yahoo！キャンパス」では、そうしたYahoo！の広告管理ツールの知識や運用ノウハウといった知識があることを証明してくれます。
資格の種類は、「Yahoo！広告ベーシック」と「Yahoo！広告 検索広告 アドバンスト」「Yahoo！広告 ディスプレイ広告 アドバンス」の3種類となっています。
合格すると「認定ロゴ」と「認定証」がもらえます。
料金は無料で申し込みをすればいつでも受験できます。
この資格も有効期限は1年間となっています。
まとめ
今回は、「Webマーケターの仕事に役立つ資格」について解説してきました。
Webマーケターは様々な知識を身につける必要がありますが、ここで挙げた資格を持っていると就職や転職の役に立つだけでなく、クライアントからの信頼感もUPするはずです。
また、単純に資格を取るための勉強で自身のスキルをUPさせることができるので、そういった意味でも非常に意味のある行動であるといえるでしょう。
Webマーケターを目指している人はぜひ1つ1つ取得してみてはいかがでしょうか？