生きるために働くことは必須ですが、同じ仕事を続けることに飽きたり、業界を変えることで自己成長や年収アップへのステップを求めれば、自然と新たな職種への転職を考える人も多いでしょう。
しかし、20代と比較して、特に30代での未経験職種への転職は容易でないとよく言われます。本当にそうなのでしょうか？
結論、「30代未経験での転職」は難しいですが、目的によっては十分可能です！30代だからこそ活きる経験やスキルを求める企業はたくさんあります。
「30代未経験での転職」を成功させるポイントや、未経験職種への転職方法を知り、理想の企業で働くための準備をしましょう！
Contents
30代からの転職は難しいが、多くの人が成功している
20代の頃と比べると求められるスキルや経験が変わるため、多少難しくなるかもしれませんが、多くの30代の人が転職に成功しています。
人材会社大手のパーソルキャリアの調査によると、転職に成功した人の平均年齢は「32.2歳」です。そこから考えると、30代でも十分すぎるくらいの転職成功の可能性を秘めていることになりますね！
実際に、僕が未経験職種に転職したのも31歳の時なので、アピールの仕方でどうとでもなる！というのが正直な感想です。
下に、30代転職に関する記事を貼っておきますので、こちらも参考にしてくださいね。
30代で未経験職種への転職は目指せる！
結論から言うと、「ハードルは高くなるが、十分可能！」ということです。
- ハードルが高くなる理由
- 30代未経験というハードルを乗り越える方法
- スキル取得にオススメのスクール
を順を追って説明しますので、是非参考にしてみてください！
なぜ、「30代未経験の転職」はハードルが高いのか？
多くの企業は、30代に対して「マネジメント能力」「即戦力」「高い専門性」を求める傾向が強いので、未経験の人は求めていない可能性があります。
つまり、その職種で求められる具体的なスキルや経験が持っているかどうかが重要視されます。そのため、新たな職種に未経験で飛び込むとなると、スキルをゼロから身につけなければならず、その学習コストが大きな障壁となります。
また、職種によっては社会人としての基本的なスキルではなく、特定の職種で必要とされる専門的なスキルが求められるため、未経験者はなかなか厳しい状況に直面することになりかねません。
ただし、30代ということはまがりなりにも社会人を数年やってきた経験があるわけです。未経験だとしても、今までの経験を活かして自社にはない知識を持ち込み、「業務の改善」「早期の業績アップ」を期待している企業が多いのもまた事実です。
求められるスキルや経験は各企業によって異なるので、業界に関する知識や求人情報を徹底的に調べてみるといいでしょう。
30代未経験というハードルを乗り越える方法
30代で未経験業界・職種へキャリアチェンジしたい理由は人それぞれです。
- 年収を上げたい！
- 新しいキャリアをイチから築き上げたい！
- 新たな専門性の高いスキルを手に入れたい！
- 将来起業したいから、それに伴うスキルが欲しい！
僕の場合は、以前いた出版社では大きな年収アップは難しいと感じたからです。
出版社という特殊な業界にいたことから、転職するにしても未経験な職種ばかりでした。このハードルを突破するために必要なことを試行錯誤した結果、31歳での転職に成功しました！
その経験をもとに、30代未経験での転職を成功するための方法を以下に記していきます。
前職の経験と強みを徹底的に整理する
何よりもまずは、未経験職に対する自身の思い込みを捨てることが重要です。
未経験職への思い込みというのは、スキルが必要だとか、若くなければならないとか、今の経験が役立たないといったようなものです。しかし、これらは全て心の中にある壁でしかありません。
また僕の話になりますが、出版社で編集職だった僕が未経験業界であるインターネット広告代理店の転職を目指したとき、編集時代に培った”記事執筆能力”に目を付けました。
インターネットの世界といえども、文字を扱います。広告のセールスライティングに活きると考え、”記事執筆能力”をめちゃくちゃアピールしました。雑誌の記事広告を担当したこともあったので、
「前職の経験から、セールスライティングや企画力に自信があります！」
と触れ込んで内定をいただきました。
未経験職が自身と合致するかどうかは実際に照らし合わせてみなければわかるものではありません。未経験であるからこそ新たな視点や思考がもたらされ、周りとは異なる独自の価値を提供できるのです。思い込みを捨て、自身の可能性に挑戦してみましょう。
未経験でも活用できる汎用的なスキルを整理する
未経験職種でも、“人間力”や”コミュニケーション能力”といった誰でも備えられるスキルは非常に重宝されます。これまでの経験から、そうした強みを見つけてアピールしてみるといいと思います。
- 目標を達成するまでの考え方や具体的な行動
- プロジェクトの立ち上げ・成功経験
- マネジメントスキル
- 部下の育成方法
上記はそれがあらゆる場面で役立つスキルにつながることがあります。どの企業に行っても、思考力や行動力は評価の対象になるものです。
その経験を活かすかどうかは、あなた次第です。
実務で使えるレベルのスキルを手に入れる
専門知識やスキルが必要な職種に未経験から転職したい場合、実務で使えるレベルのスキルをスクールに通って身につけるのも1つの手です。
例えば、エンジニアならプログラミングスクールで学習の中で開発したアプリやサイトのポートフォリオを使って転職活動すると非常に有利になります。
実は、キャリアがない30代はIT・WEB業界がオススメです。IT・WEB業界は未経験からでも募集している企業が多く、入社後にスキルを見つけられる環境が整えられていることが多いからです。
またIT・WEBに関する知識や実務経験はどんな業界でも必ず活きてきますし、優良企業から好条件で採用する可能性がグッと上がります！
ページの下部に、オススメのスクールをまとめますね！
転職エージェントをたくさん活用する
転職エージェントを活用する最大のメリットは、自身では見つけられない求人情報にアクセスできることです。また、自分自身の市場価値を知ることで、より適切な給与・待遇を求めることも可能となります。
さらに、エージェントは面接対策を行ってくれます。自己PRや企業に対する志望理由など、難しい部分のアドバイスも得られます。これらの支援により、面接を通過するためのコツやマナーも学ぶことができます。エージェントとのコミュニケーションを活発に取ることで、自分自身の転職活動をより有意義なものにすることができます。
ただし、転職エージェントを1つに絞るのはとても危険です。企業によって持ってる案件は異なることが多いですし、何より自身に合ったエージェントかどうかは会ってみないとわかりません。
とにかくたくさん転職エージェントに登録して、フォローをたくさん受けるといいですよ！
僕も未経験から転職したクチなので、オススメを以下に挙げておきますね。
ただ、大手転職エージェントと比べると求人数がやや少ないので、dodaやリクルートエージェント・ビズリーチも利用した方が◎です。
年収アップしたい人にオススメの転職エージェント
| 特徴 | エージェント名 |
| ☆ハイクラスを目指すなら | ASSIGN AGENT |
| ◎未経験でも積極採用している求人を多く持ってる | 資格de就職 |
| 〇フリータやニート向けの就職エージェント | DYM就職 |
転職で有利なスキルを手に入れられるスクール
今回ご紹介したIT・WEB系の職種は未経験でも採用される職場は多くありますが、少しでも優遇されたい方は転職活動を始める前にスクールなどでスキルを身に着けておくのがオススメです。
お金はかかりますが、スクールに通えば職種に必要な知識をより効率的に学べます。カリキュラムも自分で立てる必要もないので、与えられた課題をこなすだけで自然とスキルが身に着けられます。
何より独学はしんどいです…。勉強方法でつまづくことが多いので。
またスクールによっては、案件獲得の営業方法や転職サイトを使わなくてもデザイナー・プログラマーを募集している企業の紹介をしてくれるメリットもあるので、そのまま転職活動にもつなげられます。
選考に必要なポートフォリオの作成や面接対策なども受けられるので、ぜひ利用してみてください。
オススメのWEBマーケター養成スクールなら
マケキャンbyDMM.com
あのDMMが運営している、3年連続No.1のWebマーケター養成スクールです
講師全員が現役Webマーケターなので、最新のマーケティング戦略がマンツーマンで学び放題！
- 3ヶ月でWebマーケターになれる「転職コース」
- 個別指導で実践的なスキルを身に着ける「学習コース」
で選べるので、まずはあなたに合ったコースを無料カウンセリングで受けてみると良いです。
オススメのエンジニア養成スクールなら
TechAcademy
現役のエンジニアから学べる貴重なエンジニア養成スクールです！
コースの数がかなり豊富で、アプリやサイト・ゲーム制作などを現役エンジニアから学べるので、かなり学習が捗ります！
- 経産省認定講座で最大38万円キャッシュバックがある「エンジニア転職保証コース」
- 人気No.1で、仕事を紹介してくれる「はじめての副業コース」
などがあります！
「30代未経験での転職」はハードルが高いが、可能性は大いにある！
30代では未経験の職種に転職することは決して簡単なことではありません。
ですが、一つずつ課題をクリアしていければ、確実に成功への道が開けてきます。それにはまず、自分自身の現状を正しく認識し、具体的な行動計画を立てることです。
可能性を見つけたら、それをどのように現実のものにするのか、どのように進んでいくのかを計画しなければなりません。自分が転職したい職種があるならば、そのための努力を惜しまないようにしましょう！